農村部の高校「うちは盛岡の学校の予備校じゃねえ!」(昭和30年12月24日)

昭和30年12月24日の岩手日報より。

西根町にある平舘高校では、1年生が退学して盛岡の有名校を再受験することに頭を悩ませていた。

昭和22年4月に定時制高校として開校、昭和24年に全日制になったのだが、毎年定員100名に対し、二次募集までして70~80名集めるので精一杯。

それも年度途中になると「盛岡の学校を再受験したい」といって退学する生徒が30人ぐらいいるという。

中には、盛岡の高校受験を失敗して二次募集で腰掛け的に入学して再受験する生徒もいるのだという。

 

このブログの管理人自身も「盛岡市内の高校」出身ではあるが、平成初期の時点で中学浪人生は50人程度いた。

私立高校からも東大に入りうる令和の今でも、中学浪人はいるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 


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