オットセイ密漁事件で逮捕された大槌の漁船の機関士に釈放嘆願(昭和36年7月24日)

昭和36年7月24日の岩手東海新聞より。

大槌でオットセイ密漁事件で6人が逮捕されたうち、漁船の機関士を釈放してほしいと漁業関係者から釈放嘆願が上がっている。

これは、最盛期に入っているイカ釣り漁船の機関士であり、この機関士がいないと乗組員10名やその家族の生活圏が脅かされるからである。

大槌漁協の組合長は、
「罪は許されないが、乗組員や家族50名の生きる道のためにも、せめて操業期間だけでも釈放してもらえないか」

というコメントだった。

 


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