さよなら蒸気機関車「D62」(昭和41年9月30日)

IBC「いわてアーカイブの旅」より。

「日本最大の機関車」として戦時中に活躍したD52型蒸気機関車は、あまりに重量が重いことで入れる路線が限られており、戦後になると持て余されるようになった。
そもそもD52が必要になるような輸送量の大きい路線は、とっくに電化が進んでいたからだ。

それで、昭和25年に国鉄浜松工場でD52の従台車を1軸から2軸にして、1軸当たりの重量を軽減したのがD62型となる。

最初は山陽本線で活躍していたが、昭和33年に山陽本線が姫路まで電化すると、全部が東北本線に転用となる。

そして一ノ関機関区に配属となったが、それも昭和41年9月30日までのこととなった。

 

 

 


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