盛岡日活で「赤い殺意」「白の人造美女」「恍惚の夜」公開!成人向けです(昭和42年5月13日)

昭和42年5月12日の岩手日報の広告欄より。

盛岡日活では5月13日から「赤い殺意」と「白の人造美女」と「恍惚の夜」を公開する。
いずれも成人指定で18際未満お断り。

「赤い殺意」は昭和39年6月28日初公開であり、これが封切りとは思えないタイミング。
社会派ドラマとなる。

「白の人造美女」は若松孝二監督作品で初公開は昭和41年10月。

「恍惚の夜」はもはやallcinema等にも出ていない、おそらくはガチのポルノ映画で昭和41年2月公開であることだけ判明している。

 

この時期、日活はカラーテレビの普及による映画産業の凋落や、看板スターである石原裕次郎や小林旭の人気凋落による経営難に喘いでいた。

これが「ロマンポルノ」路線に舵を切るのはこの4年後の昭和46年のこと。

 

 

 

 


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