難病手術の献血のために37人がバスで釜石から仙台へ(昭和43年3月8日)

昭和43年3月14日の岩手東海新聞より。

釜石市内に、心室中隔欠損症の中学3年生がおり、手術が必要な状態であった。

このことを昭和43年2月27日の岩手東海新聞で「仙台の東北大学病院で手術が必要だが、愛の献血をお願いします」と呼び掛けたところ、釜石市内の37人がこれに応じ、3月8日の手術に際し、貸し切りバスを手配して釜石から仙台へ向かうこととなった。

その37人3500ccの輸血が功を奏してか、手術は無事に成功したようである。

中学校の卒業式は3月16日に予定されていたが、その出席には間に合いそうもないので、卒業証書は郵送されるという。

 

 


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