東磐井郡黄海青年団「ゴム靴不足を訴えるより、ゴム靴依存を排撃しよう!」(昭和17年1月11日)

昭和17年1月15日の岩手日報より。

アメリカとも戦争が始まり、物不足はより深刻化していた。

それで、ゴム靴の配給も不足がちになっていったが、ゴム靴を要求するわけではなく「ゴム靴依存を排撃すべきだ!」と、東磐井郡の黄海青年団は1月11日~15日の間、藁加工練成会を開催し、ツマゴ、ユワケ等の藁靴の製作方法を習得したという。

記事は「今冬からツマゴ、草鞋で明治丗七八年の活躍に戻りゴム靴依存を排撃すると大した意気込みである」と結んでいる。

 

 


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