江刺郡玉里村で供米感謝演芸会(昭和28年3月4日)

昭和28年3月5日の読売新聞岩手版より。

この当時の食糧管理制度にあっては、米はすべて国が管理していると言う建前だったので、各農村では、割り当て量を全て国に収めることが求められていた。

そしてまた、ヤミに流さず、よくぞ国に収めて下さいましたと何かのインセンティブを与えなければいけなかったのである。

それで、完納した村に対しては、感謝の意をこめて演芸会を開くなどしていたようである。

そしてこの時に完納したのは、江刺郡玉里村である。

それで、3月4日に村の小学校を会場にして演芸会が開かれ、1000人余りが参加した。

また、3月5日の夜には、岩手郡大更村の小学校で行われると言う。

 

 


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