「雫石アネコ」の田植えを見物に行こう

昭和12年6月10日の岩手日報より。

見出しは「色とりどり雫石名物 美しの早乙女が泥田に描く詩情」。

令和になった今でも道の駅の名前になっているなど、雫石町の観光資源となっている「雫石あねっこ」であるが、それは戦前からだったようである。

岩手日報社により、雫石アネコの見物団が組織され、川口村長、盛岡駅長、盛岡市議、盛岡商工会議所の幹部が連れ立ってバスで御明神村入りした。

 

御明神村の青年学校所有の凶作試験水田というものがあったようで、県農業試験場の技師の指導の下に美しい雫石あねっこ達が田植えをしたのだという。

 

御明神村では、この雫石あねっこを名物にしようと画策中であるという。

 

 


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