一関の飲食店「昔を思い出し2合入タンポでお安く飲まれます」(昭和34年3月12日)

昭和34年3月12日の岩手報知の広告欄より。

一関市内の飲食店で広告を出している。

いわく「昔を思い出し二合入タンポに御通し付で安くのまれます」

 

酒タンポとは?

二重構造となった金属製のコップで、外側のコップにお湯を入れることで手軽に熱燗が楽しめるというもののようである。

また、女中さんを募集しており「通勤でも好いのです」

この時代は住み込みが基本であったようである。

そんな時代相を感じる広告。

 

ちなみに、この記事を書いている令和4年現在、Googleで検索する限りではこの飲食店は現存しないようである。

 

 


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