新型踏切で事故を防げ!(昭和40年10月11日)

昭和40年10月11日の岩手日報より。

車の増加により、踏切事故も増大していた。
そのことに国鉄は悩まされていた。

そこで、赤外線による障害物検知装置や重力式遮断機を開発し、各路線に付けることになった。

赤外線による障害物検知装置は、踏切の両側から赤外線を出してそれが阻害されたら警報を出して列車に異常を知らせるというもの。

東北本線矢幅駅構内の不動堂踏切に設置することにした。

また、重力遮断機というのは、列車が接近すると自動的に遮断機が下りるというもので、列車が通過したら通行人がハンドルを回して遮断機を上げるというもの。

これは列車本数の少ない山田線や釜石線に設置するという。

また、盛鉄局では盛岡以北を中心に116か所の踏切に警報機を付けるという。

 

 


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