新岩手日報から8人目の従軍記者(昭和15年1月31日)
1940年1月31日
2022年2月23日
昭和15年1月31日の新岩手日報より。
この時期は日中戦争期であり、連日その戦況が新聞で報じられていた。
誰が情報を発信していたかと言えば、それは各部隊に従軍記者が随行していたからである。
この従軍記者により、郷土出身の将兵の武勲が県民に伝えられていたのである。
そしてここに8人目の従軍記者を送ることになった。
このように1面で囲み記事で紹介されるということは、名誉なことであっただろうか。
それとも、徴兵されることと同じで「祝われ」ながらも死を意識した足取りだっただろうか。