公衆電話に紙幣以外を入れる不心得者
1951年3月27日
2021年11月14日
昭和26年3月27日の「夕刊いわて」より。
2月における盛岡市内の使用回数は2,703回で、個々のボックスだと以下のようになっていたという。
【多い順】
- 内丸 96回
- 駅前 90回
- 夕顔瀬 61回
【少ない順】
- 青山町 26回
これに対し、収入は1,881円77銭で、821円が不足しているという。
つまり、3割近くがタダでかけられたということになり、紙幣の代わりに映画館の入場券、タバコの空き箱、ブロマイド、葉書などが入れられていたという。
これに対して電話局も怒りを隠さず、
「各地一様の比率で下らんものが入っている。他人の目がないからと言って乱暴な扱いをされては困る。スイスなどではこういうことは無いというのに」
とコメントしていた。