鈍馬くん「このほうが楽でがんすよ」(昭和29年3月30日)

昭和29年3月30日の岩手日報より。

この当時連載していた4コマ漫画「鈍馬くん」より。

主人公の鈍馬くんは親切心があるようで、重いものを持っている老婆の荷物を代わりに持とうとする。

老婆は「この方が楽でがんすよ」と盛岡弁で遠慮する。

しかし鈍馬くんは無理に持つ。

そうすると老婆は腰が曲がった状態で歩くことに。
荷物背負うことでやっと釣り合っていたのだ。

 

ところで、新聞連載の4コマ漫画を地元で書いているというのは意外と珍しいようだ。

とはいえ、戦後すぐの連載漫画が「山のボンペイ街のチャコ」だったので、当時の流れでは「地元で頼む」のが当たり前だった?

 

 

 


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