水沢女子高の教諭が関東以北で初めてのオランダミミナグサを発見(昭和33年5月20日)

昭和33年5月20日の岩手日報より。

植物研究家でもある水沢女子高の教諭が、水沢警察署裏の北常盤踏切で「オランダミミナグサ」を発見したという。

このオランダミミナグサは、本来はヨーロッパにだけ生えている雑草であるところ、戦後は東京や横浜でも存在が確認されていた。

これは、戦後になってヨーロッパとの貿易が多くなり、輸入品に混ざって種が来たのではないかといわれていた。

水沢の踏切で確認されたのは、そうした輸入品が貨車で運ばれる際に落ちたものではないかと推測された。

 

ちなみにこの水沢女子高は、この2年後の昭和35年に「水沢第一高校」として共学化することになる。

 

 


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