第28回衆議院選挙広告:小沢佐重喜(小沢一郎の父)・椎名悦三郎など

昭和33年5月20日に岩手日報に掲載佐された選挙広告より。

  • 椎名悦三郎(自):後年まで知れた大物議員。水沢市出身。この選挙の翌年、岸内閣で官房長官となる。その後の池田内閣でも通産大臣や外務大臣を務める。
  • 千葉七郎(社):東磐井郡千厩町出身。この選挙では落選するが、昭和38年の第30回衆議院選挙で当選する。
  • 小沢佐重喜(自):水沢市出身。小沢一郎の父。吉田内閣で運輸大臣・郵政大臣・建設大臣を務める。
  • 野原正勝(自):宇都宮出身であるが、昭和22年に盛岡営林署勤務時代に出馬し初当選。GHQによる盛岡高等農林学校の東北大学への吸収合併を阻止し岩手大学農学部として独立して開学させる、食糧増産に尽力するなど典型的な「農林族議員」であった。

 

 


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