岩手県水試「今年のサンマの魚群は少ない」(昭和34年8月26日)

昭和34年8月26日の岩手東海新聞より。

岩手県水産試験場の調査船「北上丸」で8月20日から24日にかけて調査したところによれば、以下の通りであったと言う。

海況:天候の回復とともに、北海道の東の沿岸部を南下する冷水は暖水の張り出しによってその南下を阻止され、冷たい水の中の南下は本格化していない。

漁況:現在のさんま分布は、襟裳岬の南東50マイルから95マイル、水温19度台。落石南東約15マイルから20マイル、水温15度から25度に見られる。昨年の同じ時期に比較して、さんまがかなり少ないようであり、主群の南下が遅れている。

 

 

 

 

 

 

 

 


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