盛岡バスセンター開業(昭和35年4月20日)

昭和35年4月20日、「自動車ターミナル法」(昭和34年4月15日法律第136号)適用の第1号として盛岡バスセンターが開業した。

 

このバスセンターに出入りするのは岩手中央バス。岩手県北バス、岩手県南バス、花巻バス、花巻電鉄バス、岩手東部バス、国鉄バスの7事業者。

待合室の他に電報受付、電話ボックス、売店、理髪室、喫茶店、食料品店などがあり、前年に「民衆駅」となった盛岡駅童謡に近代化されている。

  • 1番ホーム:屋敷台、自衛隊、玉山、薮川、沼宮内方面
  • 2番ホーム:繋、鶯宿、簗川、湯本、雫石方面
  • 3番ホーム:釜石、大船渡、陸前高田、長岡、大ヶ生方面
  • 4番ホーム:日詰、志和方面
  • 5番ホーム:岩谷堂、花巻、北上、花巻温泉方面
  • 6番ホーム:(到着)日詰、大ヶ生、不動、簗川、鶯宿、北上、大船渡方面
  • 7番ホーム:(到着)長岡、花巻、大迫、雫石、薮川、屋敷台、沼宮内、岩谷堂、湯本方面
  • 8番ホーム:(到着)志和、繋、一本木、玉山、平舘、花巻温泉、釜石方面

4月20日、盛岡バスセンター発の出発第1便は6時55分の自衛隊行きの中央バスであったと当時の岩手日報では報じられている。

ただ、自衛隊といえば滝沢村の一本木だと思うけど、そうであれば中央バスではなく県北バスではないだろうか。

バスの塗色も県北バスのようである。

また、盛岡バスセンターへの到着第1便は雫石から7:30に到着する中央バスで、バスセンター支配人から花束が贈られたという。

 

 


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