集団就職の第4陣が一ノ関駅を出発(昭和34年3月30日)

昭和34年3月31日の岩手報知より。

中学校を卒業して集団就職する若者の第4陣が、3月30日19時51分、臨時列車で一ノ関駅を出発した。

人数としては、一関職安管内で230名余り、水沢・千厩職安管内も合わせると600名余りとなったという。

これに先立って、14時から就職者を一関小学校の講堂に集め、菅原佐平市長が激励のあいさつを送り、就職者代表者からは「一関の名を辱めないように頑張ります」と答辞があった。

そして17時に一関職安に集合して、職安所長から事務的な注意事項の説明があった。

就職先として多いのは、男子は埼玉の鋳物工場、女子は東京の店員や静岡の紡績関係が多かったという。

 

 


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