花巻で電話が磁石式から共電式に(昭和25年9月28日)

昭和25年9月28日の岩手日報より。

花巻町の電話が、磁石式から共電式に変更になる旨、花巻電話局に通知があった。

近く本格的な工事に取り掛かるということで、花巻町が「花巻市」になることを見込んで、余裕のある要領にするように計画されるといい、共同線の「鈴なり電話」も解消される見込みであるという。

 

ちなみに、この当時の電話なので、ダイヤルですぐつながるというものではなく交換手を介して電話番号を言う方式なのであるが、「共電式」というのは、電話そのものに電源があってハンドルを回して交換手につなぐ「磁石式」ではなく、受話器を挙げれば即交換局につながる方式であるという。

どのような形態であったかは、「文化遺産オンライン」にあるので参照されたい。

 

 

 


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