二戸郡で生活扶助世帯増加(昭和30年8月19日)

昭和30年8月19日の河北新報岩手版より。

二戸郡では好天続きで豊作の見込みかと思ったら、群内の村々では生活扶助を受ける世帯が増加しているという。
後年で言えば「生活保護」である。

特に開拓地が多く、昭和28年の冷害と、昭和29年の凍霜害によるものではないかと見られていた。

二戸地方事務所関内では、8月13日現在で生活扶助を受けている者は457世帯、967754円、前年同期に比べ44世帯増加しているといい、申請中のものも21件あったという。

町村別では以下の通りで、いずれも開拓農の多い地域であったという。

  • 小鳥谷村 57世帯
  • 浄法寺村 40世帯
  • 荒沢村 38世帯

 

 

 

 

 

 


showa
  • showa

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です