村の財政が貧乏で汚い井戸水しか飲めない中学校(昭和30年8月10日)

昭和30年8月10日の河北新報岩手版より。

九戸郡九戸村では、まだ上水道が整備されておらず、飲用水は井戸水に頼っている状況であった。

伊保内中学校では、村の予算が無く、高台の耕地に建てられた校舎の隅に形ばかりの井戸を設けたのだという。

しかし、水面が地面と同じ高さとなり、雨が降れば下水からあふれた汚水まで流れ込む始末であったという。

この時点までよくぞ伝染病にもならずにきたものだと不思議なほどであった。

村当局も「財政難でどうにもできない」と困り顔。

 

ちなみに、現在の地方交付税制度は「シャウプ勧告」に基づいて昭和25年に「地方財政平衡交付金制度」として始まっている。

しかし、日本全体が貧乏であった時代、地方交付税があったとしてもどうにもならなかったのだろうか。

 

 

 


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