昭和32年の盛岡郵便局の一日局長は地裁所長

昭和32年4月24日の読売新聞岩手版より。

昭和32年4月24日読売新聞岩手版より。

「郵便週間」(4月20~28日)にちなみ、盛岡郵便局では市内の名士を「一日局長」に。

この年は盛岡地方裁判所長。
局長の手ほどきを受けながら慣れない手つきでスタンプを押していた。

また、新しく完成したばかりの郵便局庁舎の設計図の点検を行うなどしていた。

また、永年勤続した郵便配達夫に「名誉や地位を求めず、与えられた職場を忠実に守る人々があってこそ郵便教務が成り立つのだ」と訓示した。

局長業務を終え、「私が学生だった頃は『不愛想なのは郵便局の窓口』と決まっていたものだ。今では大変よくなっている。しかし郵便貯金は横書きなのに払い戻しは縦書きとは統一が取れていない。業務を効率化すべきだ」と注文していた。

ATMなど無かった時代のこと。

 


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