釜石市内でカメラ紛失しました。姓名在社(昭和36年4月24日)

昭和36年4月24日の岩手東海新聞の広告欄より。

釜石市内の誰かがカメラを2台紛失したらしい。

1台目のオリンパスペンは大町2丁目~釜石駅でタクシーに乗っている時に忘れたもの。

2代目のマミヤ16mmは五ノ橋(釜石駅から中妻方面に行くときの橋)~堀内医院の間の社線の傍で落としたもの。

写真が趣味ではあるが、よほどそそっかしい人だったようだ。
最低限プライバシーは守るために、「姓名在社」となっている。

 

ちなみに、「社線」というのは釜石鉱山から製鉄所まで鉄鉱石を運んでいたナローゲージ路線で、釜石線よりずっと歴史は古い。

この時点ではすでに釜石線が開通していたため、鉄鉱石は釜石線に運ばせて社線は撤去してほしいという運動が起きていた。

 

 


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