ラジオ岩手で教育二法案に関する討論会で激論(昭和29年3月11日)

昭和29年3月12日の岩手日報より。

この当時、学校教員が政治的なデモに参加し、教育が政治色を帯びたものになることが問題になっていた。

日教組は令和となった今以上になお政治色が強く、京都では旭丘中学問題というのがこの時点でなお解決していない状態であった。

それで、国会では教員の政治介入を禁じる「教育公務員特例法の一部を改正する法律」「義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する臨時措置法」が議論されていた。

この「教育二法案」に関して、ラジオ岩手では3月11日の18:30から県教育会館で第1回の公開討論会を開催した。

壇上に登ったのは3氏。

  • 賛成:県会議員 内村一三(自民)
  • 中立:県教育長 山中吾郎
  • 反対:岩教組組合長 鈴木力

これに対し、一般市民が詰めかけて質問が矢のように飛び交った。

この討論会は3月14日11:10~正午まで放送されるという。

 

 

 


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