ウニは魚市場を通さず直接取引で

昭和29年4月16日の読売新聞岩手版より。

ウニの採取は釜石湾の初夏の風物詩であったという。

4月1日が口開けで、11日から水揚げされたが浜相場はカラ付きで70~80円であったという。

この年から、ウニの採取者が零細漁民であるということから釜石魚市場を通さず直接販売が認められ、漁民は大喜びだったという。

採取期間は6月いっぱいで毎回正午まで、採取船は100余隻で、一隻当たり20~25貫採取できたという。

しかし潮流異変により育ちも悪く、口開け回数の制限案も出ており、釜石、平田、白浜漁組で総代会にかけて決める予定であるという。」

 

 


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