盛岡には電話も電報も少なくて困ってます(昭和29年4月16日)

昭和29年4月16日の岩手日報より。

「主婦の苦情袋」というシリーズものの記事より。

この回は社会福祉事務局長の奥さん。

  • 公衆電話と電報の取扱所を増やしてもらえないか。電報は郵便局で取り扱わなくなったので不便で困っている。
  • この間電話を使おうと思って近所の家に行ったが留守、川徳の簡易電話所は夜6時過ぎててダメ、結局バスで実家に帰ってそこから電話した。
  • 電報局も河南地区から遠すぎる。中津川からこちら(南側)は取り残されてるようだ。夜通しの電報取扱所を市内の要所に作ってもらえないか。
  • 簡易電話所が6時で終わりというのはどうにかならないか。せめて9時ぐらいにならないか。

これに対して、岩手電気通信部長が回答している。

  • 不便に対して迷惑をおかけしている。
  • 現在、日赤の隣に新しく電報局と電話局を新設しているところ。昭和31年からは不便もなくなろう。
  • 電報の郵便局委託は、郵政省に莫大な委託料を払わないといけないので対応しかねている。
  • 公衆電話は26ヶ所から2つ増設予定。

 

 

 

 

 


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