釜石には昭和31年の時点で温水プールがあった
1956年1月6日
2021年12月15日
昭和31年1月6日の河北新報より。
東北水連と釜鉄真道会が共催で、ヘルシンキオリンピックで800mに出場した谷川禎次郎選手を招き、釜石製鉄所の鈴子プールで水泳教室を開催することとなった。
県内の高校・中学校から60人が参加した。
1月とはいっても寒中水泳というわけではなく、気温は4℃でも水温は30℃あったという。
溶鉱炉の排熱の有効利用という側面もあったのだろうか。
さすがは製鉄所の全盛期の釜石ともいうべきニュースである。