釜石には昭和31年の時点で温水プールがあった

昭和31年1月6日の河北新報より。

東北水連と釜鉄真道会が共催で、ヘルシンキオリンピックで800mに出場した谷川禎次郎選手を招き、釜石製鉄所の鈴子プールで水泳教室を開催することとなった。

県内の高校・中学校から60人が参加した。

 

1月とはいっても寒中水泳というわけではなく、気温は4℃でも水温は30℃あったという。

溶鉱炉の排熱の有効利用という側面もあったのだろうか。

さすがは製鉄所の全盛期の釜石ともいうべきニュースである。


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