山の神講をしてたらチフス蔓延(昭和27年9月29日)

江刺郡下のどこだかの村で、チフス患者が出た旨、9月29日に岩谷堂保健所に連絡があった。

そして、その患者の近所の住民にも血液検査をしていたら、10月8日にやはり4名が疑似チフスに感染していたことが判明。

原因としては、9月12日に山の神を祀る「山の神講」をして、30人程度で宴会をしたからではないかと推定された。

岩谷堂保健所では、この村の用水の川下に当たる村に対しても、防疫措置をするよう呼び掛けた。

 

現在、チフスは衛生設備の改善によりほぼ絶滅しているのだという。
(海外旅行者が持ち帰る例は無くはないもよう)

 


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