遠野市の僻地・大出に中学校の分校を設置

昭和30年11月3日の岩手日報より。

この頃の岩手県においては、僻地で学校まで何キロも歩かなければいけない、農作業で忙しいなどの理由で長欠している生徒が多くいた。

特に、体が成長し一人前の働き手とみなされた中学生であればなおのことであった。

この遠野市大出もそのような地区であり、この地区の中学生は何里もある道を歩いて附馬牛中学校まで通わなければならなかった。

このため、長欠生徒が多い状態であった。

そこで、大出に中学校の分校を設置することになり、教員2名と生徒17名でスタートすることとなった。

 

 

 


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