川徳も松屋も「ゑびす講」で大売出し!
1955年11月20日
2021年11月9日
昭和30年11月30日の岩手日報の広告欄より。
当時の盛岡の2大デパートである川徳と松屋では、ともに「えびす講」で大売出しの広告を出している。
そもそも「えびす講」とは何か?
それは、「神無月」と呼ばれる10月は、八百万の神は出雲大社に集まるといわれている。
(それで出雲地方では逆に「神有月」と呼ばれるという)
その留守を守るえびす様を祀って、10月20日頃に五穀豊穣や商売繁盛を祈念するのが始まりであるという。
令和となった現在でも川徳ではえびす講でバーゲンを行っている。
菜園に移転となった現在でも、えびす講の日は周辺は渋滞するという。