川徳も松屋も「ゑびす講」で大売出し!

昭和30年11月30日の岩手日報の広告欄より。

当時の盛岡の2大デパートである川徳と松屋では、ともに「えびす講」で大売出しの広告を出している。

 

そもそも「えびす講」とは何か?

それは、「神無月」と呼ばれる10月は、八百万の神は出雲大社に集まるといわれている。
(それで出雲地方では逆に「神有月」と呼ばれるという)

その留守を守るえびす様を祀って、10月20日頃に五穀豊穣や商売繁盛を祈念するのが始まりであるという。

 

令和となった現在でも川徳ではえびす講でバーゲンを行っている。

菜園に移転となった現在でも、えびす講の日は周辺は渋滞するという。

 


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