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紫波高校農業科が酒蔵に泊まり込みで酒づくりの実習(昭和37年1月6日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

紫波高校農業科が酒蔵に泊まり込みで酒づくりの実習(昭和37年1月6日)

昭和37年1月8日の岩手日報より。 紫波高校農業科の農産加工選択の生徒15人が、1月6日~12日に町内の酒蔵に泊まり込んで酒造りの実習をするという。 紫波郡一帯は「南部杜氏」の本場といわれていた。 このような実習は県内では唯一であるということだった。   ちなみに紫波高校の農業科は平成16…
中学浪人の絶滅目指して岩教祖が高校全入運動(昭和37年1月5日) l全県

中学浪人の絶滅目指して岩教祖が高校全入運動(昭和37年1月5日)

昭和37年1月5日の岩手日報より。 この当時…というか平成になっても続いていたのだが、高校入試で「中学浪人」が問題になっていた。 それで、高校全入運動を岩教祖が展開することになった。 ちなみに、岩手中央ゼミナールから「高校受験科」が廃止されるのは、平成20年(2008年)のことであった。  …
学力テスト拒否で岩手県教組九戸支部の役員数名が逮捕され抗議集会(昭和36年12月6日) c久慈・九戸郡

学力テスト拒否で岩手県教組九戸支部の役員数名が逮捕され抗議集会(昭和36年12月6日)

昭和36年12月7日のデーリー東北より。 この時期、岩手県教員組合(岩教組)では学力テストを拒否闘争、いわゆる「学テ闘争」を展開していた。 これを、地方公務員法違反として捜査していた岩手県警本部は、12月6日の午前7時に、宮古警察署などを動員して、学テを拒否した宮古支部長や九戸支部長など12名を逮捕…
種市町では近く中学校が統合するが…(昭和36年12月6日) c久慈・九戸郡

種市町では近く中学校が統合するが…(昭和36年12月6日)

昭和36年12月6日のデーリー東北より。 種市町内の種市中学校、角ノ浜中学校、平内中学校を統合する話は、昭和32年から持ち上がっていた。 しかし、角の浜、平内の角学では、経済的負担が重くなるので反対しており実現できなかった。 ところが、その頃入学生等が増加し、学校修繕費がかかり、収容が困難でどうして…
じぇじぇじぇ!高校の潜水科の設備充実してけろ!(昭和36年12月4日) c久慈・九戸郡

じぇじぇじぇ!高校の潜水科の設備充実してけろ!(昭和36年12月4日)

昭和36年12月4日のデーリー東北より。 種市町は、久慈高校種市分校潜水科の施設の充実に力を注いでいたが、なにぶんにも町だけの予算では難しいので、町や学校や潜水協会などの関係機関が一丸となって県議会に予算の増額を陳情することになった。 久慈高校種市分校に潜水科ができたのは、昭和27年のことであり、町…
江刺・赤金鉱山の住民「小学校の学区をバスの本数の多い方にして欲しい」(昭和36年11月27日) h水沢・江刺・胆沢郡

江刺・赤金鉱山の住民「小学校の学区をバスの本数の多い方にして欲しい」(昭和36年11月27日)

昭和36年11月27日の胆江日日新聞より。 江刺市伊手の奥には同和鉱業赤金鉱山があった。 この赤金地区の児童90人は、4km離れた上伊手小学校に通っていたのだが、その上伊手に行くバスは1日6回しかないのだという。 しかし、5km離れた伊手小学校であればバスの便は33本あるので、こちらの方が通いやすい…
水沢一高が日大の準付属に(昭和36年11月27日) h水沢・江刺・胆沢郡

水沢一高が日大の準付属に(昭和36年11月27日)

昭和36年11月27日の胆江日日新聞より。 水沢にある私立校・水沢第一高校が昭和37年度から日本大学の準付属校になるという。 純然たる付属校になるためには、経営陣自体が日大から来なければいけないらしい。 それで、経営陣はあくまで地元からということで準付属校になることになったのだという。 日大への進学…
前沢高校が廃校の噂!?(昭和36年11月21日) h水沢・江刺・胆沢郡

前沢高校が廃校の噂!?(昭和36年11月21日)

昭和36年11月23日の胆江日日新聞より。 この時期、岩手県内では「学力テスト問題」で揺れていた。 その「学テ問題に関する公聴会」を11月19日に水沢商業高校で開いていたときのこと。 岩教組の書記長が盛岡から来て「求人難にあえぐ商業界のために、高校は優秀な人しか行かせないことにしたようだ。それで県内…
全国学力テスト阻止闘争で岩教祖胆沢支部ではついに警察対策(昭和36年11月10日) h水沢・江刺・胆沢郡

全国学力テスト阻止闘争で岩教祖胆沢支部ではついに警察対策(昭和36年11月10日)

昭和36年11月12日の胆江日日新聞より。 岩教祖は日教組の支部の中でもかなり戦闘的な組合として知られる。 昭和30年代は全国学力テスト阻止闘争で、地方公務員の争議件を争点に紛争を繰り広げ話題を呼んでいた時期である。 この10月26日にも、学テ阻止闘争で地方公務員法違反で組合幹部が家宅捜索を受けてい…
「岩高」といえば盛岡では岩手高校、胆江では岩谷堂高校(昭和36年11月1日) h水沢・江刺・胆沢郡

「岩高」といえば盛岡では岩手高校、胆江では岩谷堂高校(昭和36年11月1日)

昭和36年11月1日の胆江日日新聞より。 見出しは「岩高文化祭 三日多彩に」とある。 ここでいう「岩高」とは、江刺にある岩谷堂高校のこと。 決して盛岡にある岩手高校のことではない。 ともあれ、内容としては以下の通りだったようである。 農業部会場 (3日~5日)郵趣展、幻灯会、茶の湯、被服食物館、演劇…
大渡小学校で釜石で初めての集団登校(昭和36年7月24日) e釜石・遠野・上閉伊郡

大渡小学校で釜石で初めての集団登校(昭和36年7月24日)

昭和36年7月24日の岩手東海新聞より。 釜石市の大渡小学校の鈴子地区(釜石駅周辺)で。釜石で初めてとなる「集団登校」を始めることにしたという。 問題となっていたのは鈴子地区から釜石駅に行くのに必ず大渡橋を通らないといけないということであるが、これが釜石で一番交通量の多い場所であるということであった…
「通学路のない学校」釜石・八雲小学校で(昭和36年4月29日) e釜石・遠野・上閉伊郡

「通学路のない学校」釜石・八雲小学校で(昭和36年4月29日)

昭和36年4月29日の岩手東海新聞より。 釜石の八雲小学校は「通学路のない学校」と言われていた。 雨が降ると学校の裏の下水があふれだし、学校の前に汚水があふれるという非常に不衛生な状態となっていた。 そこで、八雲小学校の父兄が通学路となる道に土俵を並べて通学路とすることにした。 釜石市でも中妻地区の…
釜石高校の大学志願状況(昭和36年1月13日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石高校の大学志願状況(昭和36年1月13日)

昭和36年1月13日の岩手東海新聞より。 今年の3月に釜石高校を卒業する見込みの335名(男子153名、女性182名)の中から、進学希望状況をまとめた。 大学進学を希望する生徒が、全体の34%を占める124名に達した。 最も多いのが岩手大学で、学芸部9名、工学部6名の15名。 その他は以下の通り。 …
釜石小学校が新校舎に生まれ変わる(昭和35年9月3日) e釜石・遠野・上閉伊郡

釜石小学校が新校舎に生まれ変わる(昭和35年9月3日)

昭和35年9月3日の岩手東海新聞より。 明治6年に開校した釜石小学校は、この時点では明治37年、日露戦争が開戦した年に建築された築57年の校舎であった。 それを新しく鉄筋コンクリートに改築するというのである。 近く、PTAにより校舎とのお別れ会が開かれるのだという。    …
一関一高の放火事件で夜警団が増えた結果…(昭和35年7月5日) i一関・西磐井郡

一関一高の放火事件で夜警団が増えた結果…(昭和35年7月5日)

昭和35年7月5日の岩手報知より。 この年の6月末、一関一高が放火で焼失した。 この時点では、犯人はまだ上がっていなかったので、一関市内の各町内会では夜警団を結成して警戒して歩くことになったのである。 そうすると、各町内の夜警団が、ヤアヤアと声を交わしている風景が頻繁となったのである。 そのたびに犬…
高校入試の競争倍率は盛工機械科がトップ(昭和35年1月17日) l全県

高校入試の競争倍率は盛工機械科がトップ(昭和35年1月17日)

昭和35年1月17日の岩手日報より。 昭和35年度の公立高校一般入学試験者の願書受付は、1月25日から2月1日までに行われる予定であった。 これに先立って、志願予定数が16日に各学校長から県教育委員会に報告された。 例年によって、都市部の実業科が高騰しており、特に工業や商業が高倍率であった。 特に、…
東北大「山田町は赤皿貝の養殖に適してますよ!」(昭和35年1月11日) d宮古・下閉伊郡

東北大「山田町は赤皿貝の養殖に適してますよ!」(昭和35年1月11日)

昭和35年1月11日の岩手日報より。 下閉伊郡山田町は、東北大学生物学教室に依頼し、山田湾の赤皿貝の養殖について調査を行っていた。 その結果。養殖に有望な敵地であるという結果を得ることができた。 それまで、赤皿貝の養殖というと青森県の西平内海岸で透析して付着させる、会の耳に穴をあけてビニールの紐に吊…
伊勢湾台風に乗って熱帯の鳥が盛岡に?(昭和34年9月29日) a盛岡・岩手郡・紫波郡

伊勢湾台風に乗って熱帯の鳥が盛岡に?(昭和34年9月29日)

昭和34年9月29日の岩手日報より。 岩手県内にも被害をもたらした伊勢湾台風であるが・・・   盛岡市穀町(現在の南大通)の飲み屋の店長が、台風一過の店先で見慣れない鳥が弱っているのを発見した。 鳩より少し大きいようだが・・・? それで、鳥類の権威者である岩大農学部の助教授に鑑定を依頼する…
伊勢湾台風なのに中体連の大会を強行 a盛岡・岩手郡・紫波郡

伊勢湾台風なのに中体連の大会を強行

昭和34年9月29日の岩手日報より。 伊勢湾台風は岩手県内にも被害を及ぼした。 ところが、そのような中、盛岡市中体連は県営グランドで大会を中止しなかったのだという。 26日当日、盛岡市内は朝から風が強く激しい雨だった。 選手たちは待機中は傘を差していたとはいえ、寒さに震えながら、ずぶ濡れで競技をして…