釜石で「ゴミ人夫33年」厚生省表彰
1955年11月7日
2021年12月14日
昭和30年11月7日の岩手日報より。
清掃人夫として33年間釜石市に奉職してきた53歳の男性が、厚生省所管の全国清掃協会に表彰されるという。
この人は釜石市役所衛生課におり、目が悪くて徴兵検査に不合格となり、一念発起して「人が嫌がることをやろう」と、当時請負制であったゴミさらいを始めたのだという。
昭和8年6月からは請負制が市直営となり公務員となってからも、モッコかつぎやリヤカーやトラックまで利用して、この当時は班長として活躍していたのだという。